日本到着後にやること10選——届出・手続きガイド

日本到着後にやるべき10の手続きを効率的な順番で解説。転入届、保険、銀行口座など。

日本に到着したら、生活を始めるために必要な手続きがたくさんあります。手続きの順番を間違えると二度手間になることもあるため、この記事では効率的な順番でやるべきことを解説します。

1. 空港での入国審査・在留カードの受け取り

成田空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港などの主要空港では、入国審査時に在留カードがその場で交付されます。在留カードは日本での身分証明書となる最も重要な書類です。常に携帯する義務があるため、絶対になくさないようにしましょう。

その他の空港から入国した場合は、後日、住居地の市区町村役場で在留カードを受け取ります。

2. 市区町村役場で転入届を提出(14日以内)

住む場所が決まったら、14日以内に住居地の市区町村役場で「転入届」を提出します。在留カードの裏面に住所が記載され、住民票が作成されます。この手続きをしないと、銀行口座の開設や携帯電話の契約ができません。

必要なもの:在留カード、パスポート。

3. 国民健康保険に加入

転入届と同時に、国民健康保険の加入手続きを行います。日本に3ヶ月以上滞在する留学生は加入義務があります。保険料は自治体や収入によって異なりますが、留学生の場合は月額1,000〜3,000円程度に軽減されることが多いです。

国民健康保険に加入すると、医療費の自己負担が3割になります。風邪の診察なら約1,000〜2,000円程度です。

4. マイナンバー(個人番号)の通知

転入届を提出すると、後日マイナンバー通知カードが届きます(約2〜3週間)。マイナンバーは税金やアルバイトの手続きで必要になるため、届いたら大切に保管しましょう。マイナンバーカードの申請も可能で、身分証明書として使えます。

5. 銀行口座を開設

アルバイトの給与受け取りや各種支払いのために、銀行口座は必須です。留学生が口座を開設しやすい銀行は、ゆうちょ銀行(郵便局)です。全国に支店があり、手続きが比較的簡単です。

必要なもの:在留カード(住所記載済み)、パスポート、印鑑(サインでも可)、学生証。

なお、来日直後はキャッシュカードの即日発行ができない場合があります。口座開設は来日後なるべく早く行いましょう。

6. 携帯電話・SIMカードの契約

日本での生活にスマートフォンは必須です。大手キャリア(docomo、au、SoftBank)は長期契約が前提のため、留学生には格安SIM(MVNO)がおすすめです。IIJmio、LINEMO、楽天モバイルなどが人気です。

契約には在留カードと銀行口座(またはクレジットカード)が必要です。まだ口座がない場合は、プリペイドSIMで数週間しのぐこともできます。

7. 資格外活動許可を申請

アルバイトをする予定がある場合は、入国管理局で「資格外活動許可」を申請します。空港で入国時に申請できる場合もあります。この許可がないとアルバイトはできません。許可を得れば、週28時間以内(長期休暇中は1日8時間以内)の就労が認められます。

8. 学校のオリエンテーションに参加

ほとんどの学校では、入学前にオリエンテーションが行われます。授業のスケジュール、学校のルール、緊急連絡先、生活上のアドバイスなど、重要な情報が共有されます。先輩留学生の体験談を聞ける機会もあるので、必ず参加しましょう。

9. 交通系ICカードを入手

Suica(JR東日本)やPASMO(私鉄・バス)などの交通系ICカードは、電車・バスの乗車だけでなく、コンビニや自動販売機での支払いにも使えます。駅の券売機で簡単に購入できます(デポジット500円)。通学定期券を作れば、交通費を大幅に節約できます。

10. 防災アプリをインストール

日本は地震や台風が多い国です。「Safety tips」(多言語対応の防災アプリ)やNHK WORLDアプリをインストールして、災害情報をリアルタイムで受け取れるようにしましょう。また、最寄りの避難場所を確認しておくことも大切です。

まとめ

日本到着後の手続きは多いですが、順番を守れば1〜2週間でほとんど完了します。特に転入届は他の手続きの基盤になるため、最優先で行いましょう。わからないことがあれば、学校のスタッフに遠慮なく相談してください。